2006年08月04日の日記
タイトル: 先週末は
フジロックに行ってきました。二年ぶりでした。
フジロックとは新潟は苗場で行われるロックフェスティバルのことで、広大な自然の中で一日じゅう好きな音楽が聴け、ビールも飲め、うまい飯も食えるという実に楽しい祭典です。当然、開催期間中は大量のゴミが生まれ、じゃんじゃん電気が使われ、二酸化炭素もガンガン排出されますが、それでもまた行きたくなってしまう、一年に一度の音楽の祭典です。
今年は曇ったり、大雨が降ったり、強風が吹いたり、最後にはおもいきり晴れたりして、まさにフジロックな天候でした。
左の写真は、会場の一番奥にあるオレンジコートというステージです。僕は今年初めてこのステージの魅力に気づきました。以前は隣にあるフィールドオブヘヴンというステージがフジロックのガス抜き的な位置付けだったように思いますが、今ではヘヴンに代わってこのオレンジがその機能を果たしている感じがしました。このステージがあることでだいぶ救われているものがあるのではないでしょうか。一番奥にあるというのがまたいい。
真ん中の写真はグリーンステージとホワイトステージの間にある川です。僕は毎年この川のほとりで休み、流れる水を見るのが大好きです。二年前に一度中に入って泳いだことがありますが、とても冷たかったので今年は足だけ浸かりました。水は相変わらず透明できれいでした。
さて今回観た中では、ソニックユース、ストロークス、iLL、ハッピーマンデーズ、レッチリ、電グルなどが期待通りあるいは期待以上のライブを見せてくれました。また、初めて見たOOIOO、Magnolia、ジュニアシニア、GANGA ZUMBA、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDなどもかなりよかったです。
しかし、三日間を通してのベストアクトを挙げるとすれば、それは初日のアバロンのトリに出てきたマルコス・スザーノ+沼澤尚+内田直之with勝井祐二というユニットでした。とりわけ沼澤尚のドラムは凄まじいものがあり、ただただ絶句するしかありませんでした。さっそくアルバムを買いに行こうと思います。
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フジロック06の感想。なぜか小学生の日記のようなですます調で書いてある。でもこの年は雨も降ったけど本当楽しかったんだよなー。ソニック・ユースもストロークスもマンデーズもマルコス・スザーノもよかった。しかしまあ、02年はジェーンズ・アディクション、04年はピクシーズ、この06年はマンデーズ、08年はマイブラ...と、結局ゼロ年代フジロックは「90年代回顧」も大きな軸の一つだったよね、そしてそれに頼りすぎたツケが後に来たよね、としみじみ思いました。